待ちわびた“その日”

我が家の親指姫ことリホが長く待ちわびていた日。

その日は3連休の初日にとうとうやって来た。

“その日”とは彼女の新しい自転車がやって来る日だ。



『やって来る』と言っても実際には彼女自ら取りに行ったんだけど(笑)。
この日までの愛車だった旧い自転車でキ~コキコ....と店まで。



 慣れ親しんだ相棒を引き渡す際に複雑な表情を見せたリホも、
店の奥から出て来たピカピカの1台へ跨った途端にこの笑顔
クルマで引き取りに来なくて良かったナ..と実感する瞬間。



リホが夢にまで見た(?)ライト、そしてキーロックつきの自転車!
しかし..悲しいかな、20インチ子供車のライトは押並べて普通のダイナモ式。
走行抵抗が軽くて明るいハブダイナモにしてあげたいところだ。



引き取った店のすぐ近くにある公園で慣らし運転~♪
16インチから一気に4インチアップしたので緊張してたみたいだけど、
転がり始めると安定感が増してどんどんスピードが上がっていく(笑)。



公園を2周したら納車記念サイクリングに出発。
昨年まで通っていた幼稚園の運動会へ。大好きだった先生たちと再会。



卒園後久しぶりに会う友達に照れたり、公園の遊具で遊んだり..
(あれ、サイクリングは?w)。



あてもなくフラフラとしつつも楽しく走ればすぐにランチタイム。
父娘デートなら大抵『マクドナルド!』と言われるところだが、今回は
“納車記念”というめでたき日なので奮発贅沢モスバーガーへ(笑)。
リホ、オニオンフライ大好きだもんね。



それまで彼女が乗っていた古き相棒は近所の上級生(男の子)から貰ったモノ。男の子が乗っていたくらいだから色は黒で、貰い受けた時に『嫌がるかなァ..?』と心配したもんだけど、新車当時に真っ赤だったホイールが程よくピンクに退色したおかげもあってか(?..w)、彼女は結構気に入ってくれた。小学生に上がった今年の春に『そろそろ買い替えたほうが..』とカミさんに相談してみたら『まだ乗れるでしょ、もったいない。』との答え。でもその“まだ乗れる”って言うのは“まだ走れる”って言うだけで、サイズ的にもう限界。サドルは上限、ハンドル切ると膝小僧とグリップが触れ、そもそも漕いだら膝がサドルより高く上がっちゃうんだから。

『そろそろ..』『いやまだもうちょっと..』、そんなやり取りを半年の間に何度か繰り返してとうとう先日、新車購入へと強行。『ん~..でもやっぱりちょっと勿体無いよ。サイズだって20よりひとつ大きい22インチにしといた方が、4年生くらいまでは乗れるでしょ?』と自転車店頭でカミさんに言われたが、オヤヂはこう言い返した。
『4年生まで履けるようにって1年生のうちから24cmの靴を履かせないよね。自転車なんか安全面でこんだけウルサく言われてるんだから体に合わないサイズに乗せるのはおかしい。1万数千円の自転車が2~3年そこらしか乗れない事に勿体無いと言うけれど、コイツ(娘)の兄たちはそれより高いサッカースパイクを半年も経たずに買い替えてるんだぞ。乗れなくなったからって捨てるワケじゃない。乗ってくれる人を探せばイイんだし。』

オヤヂの力説にカミさんはちゃんと納得してくれたみたいだ。

果たしてリホのもとへやってきたのはMTBでは無いし変速ギアだって無いけれど、彼女が自分で選んだ1台。メタリックブルーとホワイトのカラーリングがピンクのヘルメットと良く似合う。


『こんどのおやすみ、パパとサイクリングにいくんだぁ~』
自転車置き場で兄たちに新車を見せびらかしながらはしゃいでいる。

目の前のPCに電源を入れてGoogleマップを開くオヤヂなのであったw。



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