ある晴れた昼下がり
ついこの前が正月だと思ったらもうGW。4月も終わっちゃうって事は1年の1/3が終了ですお疲れ様ですありがとうございました。
春は出会いと別れの季節。
我が家におけるその筆頭はもちろん長男の卒業＆入学だけど、その他にもうひとつ。
春とは言えまだ肌寒いある日。
群馬から荷馬車(サンバー)がやって来た。
荷馬車のオーナーはこの男（よっすぃ～）、いや漢(オトコ)と称すべきか。
彼とはニアミスが多く、リアルに会って遊ぶ機会はあんまり無いが、ネット上でチクチク刺しあう間柄。でも本職が刀鍛冶なのでリアルで刺しあうと流血ブシャーッ..の惨事になるナッシー。
彼が荷馬車で我が家まで来た目的は...ドナドナ。
次男ユウトが乗ってたMTBを引き取りに。
東日本震災の1か月前に組んだんだっけな。
達者でな～。出来ればグレードアップして帰ってこいｗ
組み上げてから３年。普段の足としてそりゃまぁ良く乗ってくれたけど、３年間で２０センチほどトランスフォームしたユウトには13インチのフレームサイズがもう限界。この春でバラしてしまうつもりだった。そこへ刀鍛冶よっすぃ～の『MTBとかパーツが余ってたら譲って～』 という書き込みをSNS上で発見。
よっすぃ～はフリーライダーとしてもブイブイ。そんな彼がここ最近で弟子をとったそうな。その弟子と言うのがこの春に中学へ上がったばかりのヤングOH！OH！。MTBに興味を示したばかりの少年という事もあってまだ自分のバイクがない。
そこで師匠が自転車乗りの知り合いへ声を掛けたところ、KOZY家の次男バイク処分のタイミングと重なった、..というワケです。
荷馬車に載せられると、すでに１頭(台)先客が。
青い次男バイクの奥には黒いBMX。
コイツもまたドナドナされてやって来た１台。
『５年生になったらカッコイイの作ってあげる』
ユウトにそう約束してから半年近くの間、捨てそうになったパーツを磨いたり直したり、小遣いっつーかヘソクリっつーかをやり繰りしながらコツコツやって組んだ青いMTB。ホームセンターとか量販店で売ってる見かけがハデな“MTB風”の自転車より、古くても汚れててもちゃんとした部品で組んだ“MTB”に乗らせてあげたかった。組み上がってユウトに『お金が無くてフレームとタイヤ以外のほとんどは新品じゃ無いんだよ、ゴメン。』 と謝ったら、『パパと同じのみたいでカッコイイ。！』 って言ってくれて嬉しかったな～。
わずか３年の付き合いだったけどユウトにとっては最高の相棒だったらしい。
そんな手塩に掛けた愛馬(ロバかなｗ)のドナドナ先が良い飼い主でホッと安心。
ドナドナの翌日。
ハンドルとタイヤが交換され、お弟子クンの乗る姿がSNSに。
さらに数日後。
バイク代金とともにお弟子さんからお礼の一文が。
なんせ彼はまだ中１。自転車の売買を挟んだとは言え、見ず知らずのオッサンに手紙を書くなんてのは恐らく人生で初めてだろうｗww
でも素直に嬉しかった。嬉しかったので全文載せます。
このたびはマウンテンバイクを安くゆずっていただき、ありがとうございました。
私の家は自転車屋が近くになく、インターネットで買おうとしてもどうしてか高くついてしまい困っていたのでとても助かりました。
ありがとうございました。
【本日のMEMO】
防犯登録の譲渡証明を忘れた～！
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